おっぱいってすごいね。お母さん編-2

助産師のBIOです。
助産師としてお伝えしたいことをいろいろ書いていきたいと思います。

おっぱいは赤ちゃんだけでなく、お母さんにとっても、社会的にもいいことがいっぱいです。

今回は前回記事の続きです。

【前回記事:おっぱいってすごいね。お母さん編-1

3. おっぱいでアタッチメント(愛情)が促進されます。

おっぱいをあげることで自尊感情(自分自身を価値のあるものと感じる感覚)が高まります。その結果、母と子の関係が密接に感じやすくなり、子どもと過ごす時間を楽しく感じられるきっかけになります。
おっぱいをあげている期間が長くなるほど、子どもの心の不安定や不注意、多動、友だちとの問題、社会的問題は減ることもわかってきています。
オーストラリアの研究では、全くおっぱいをあげなかった女性は、4ヶ月以上おっぱいをあげた女性の 4.8倍も多く子どもを虐待するという結果だったそうです。
ところで皆さんは、おっぱいをあげている時なにをしていますか?

・赤ちゃんの顔や目を見ている。
・スマホやパソコンを触っている。
・テレビを観ている。

スマホやパソコンを触ったり、テレビを見ながらのお母さんは、すぐにやめてくださいね。赤ちゃんはお母さんを見てますよ?

4. 自然な避妊ができます。

母乳育児を続けることで、排卵の再開が遅れ、次回の妊娠まで間があくため産後の回復が促され健康の維持につながります。また、月経が遅れるため血液の喪失を防ぐことができます。
完全母乳育児を続けることによりお産後 6ヶ月以内に次の妊娠をする確率が1~2%と言われています。ここで大切なことは、夜間も頻回に授乳するなど頻繁に授乳を行うことです。母乳だけでも回数が少なく、授乳間隔が長くなると、6ヶ月以内に月経が再開する確率は上昇します。
ちなみに私は、第一子の時は 1歳10ヶ月に、第二子の時は 1歳 3ヶ月に再開しました。

【次回記事:おっぱいってすごいね。お母さん編-3

参考書籍:「よくわかる母乳育児(へるす出版)」

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