二日酔いの吐き気、原因と対策

二日酔いの吐き気、原因と対策

お酒を飲み過ぎて二日酔いになった経験のある方も多いと思います。特に困るのが二日酔いでの「吐き気」。お酒を飲みすぎると、なぜ吐き気の症状が出てしまうのでしょうか?

二日酔いの吐き気について

二日酔いの吐き気を引き起こす原因にはさまざまあります。

●脱水による吐き気

原因のひとつとなるのがアルコールの利尿作用によって体内の水分量が減少し起こる脱水症状です。

利尿作用によって排出される尿には、体液中の電解質(ナトリウムやカリウムなど)が含まれています。これらは通常一定の量を保つように調整されていますが、尿でどんどん排出されることで減少します。特にナトリウムの量は血液中の水分量にも影響します。血液の水分が減ると、消化器系の臓器への血流も減少し、機能低下による吐き気などが起こることがあります。

●アセトアルデヒドによる吐き気

アセトアルデヒドは肝臓でアルコールが分解される際に発生する物質で、毒性が高いため、吐き気や頭痛といった不快症状を引き起こすと考えられています。少量のアルコールであれば、分解もスムーズに行われ、体から排出されるのも早いですが、アルコールの摂取量が多いと分解するのにも時間がかかり、長い間アセトアルデヒドが体内を巡ることになるので、それだけ吐き気などの二日酔い症状が長引いてしまうことに。

●低血糖症による吐き気

肝臓はアルコールの分解代謝だけでなく、糖分の貯蔵や供給を行なっている臓器でもあります。しかし、アルコールを摂取するとアルコールの分解が優先されてしまうため、体への糖の供給が減少してしまい、それによって体内の糖分が不足し、低血糖症状態となります。軽度の低血糖症の場合、交感神経に影響を及ぼし、嘔吐やふるえといったさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。

●胃酸過多による吐き気

アルコールの分子は小さいので胃を保護する粘膜を通り抜け、胃そのものに刺激を与えます。刺激を受けた胃は胃散を過剰に分泌するため、胃酸過多の状態になり、胸やけや胃のむかつきを起こしやすくなってしまうのです。

二日酔いの対策とは

●二日酔いの吐き気対策には水分補給を

二日酔い対策に必要なのは水分補給です。脱水状態を緩和するために補給する必要があるほか、水をたくさん飲むことで代謝が活発になり、血液中のアセトアルデヒドの濃度を薄める効果が期待できます。

●嘔吐してしまった場合は水を飲むのがおすすめ

嘔吐した際は、アルコールとともに胃の中の消化液も食道を通ります。この消化液で食道の粘液が溶けてしまい、結果として一過性の逆流性食道炎が起きることがあります。この症状を軽くするには、水を飲んで粘膜に付着した消化液を洗い流すことが有効です。

二日酔いで吐き気があるとき、吐いてしまえばラクになると考える方もいるかもしれません。しかし、これは間違いで、嘔吐によって食道はさらなるダメージを受けてしまいます。ただ、水を受けつけないほどの吐き気がある場合は横になって身体を休めるようにしましょう。

 
美容・健康・ダイエットの気になる最新情報ならキレイーナ。あなたの知りたい情報がここにあります♪

関連記事

スポーツドリンクと正しい水分補給

厄介な春風邪に気を付けよう

ヨガ

ヨガと自律神経失調症の改善

ヨーグルト

ヨーグルトで生活習慣病予防

「水毒」って何?身体の水分をコントロールしよう

花粉時期にカモミールローマン