急性腰痛と慢性腰痛とは

急性腰痛と慢性腰痛とは

もはや「国民病」とも言われるほど日本人の多くの方が経験している「腰痛」。
特に日本人は腰回りの筋肉が白人や黒人よりも細く弱いため、外国人よりも腰痛になりやすい傾向があるそうです。そして男女の比較では、筋力が弱い女性のほうが腰痛になりやすいと言われています。

腰痛の原因は腰の骨や筋肉の傷害によるものから、ストレスや他の病気によるものまで様々。
急に生じた腰痛を急性腰痛症という人もいますが、正しい定義ではありません。「急性腰痛=ぎっくり腰」と言っている方もいらっしゃいますが、実は間違いです。

急性・慢性の違いは単に腰痛の持続期間です。

  • 急性腰痛:腰痛の持続期間が6週間未満
  • 慢性腰痛:腰痛の持続期間が12週間以上

※腰痛の持続期間が6週~12週のものを亜急性腰痛という場合もあります。
※腰痛の持続期間は、定義によって多少異なるものもあります。

要するに「急性・慢性は原因によって分類されているわけではない」ということです。

急性腰痛となりうる腰痛

  • ぎっくり腰:腰の筋肉の一部が痙攣して起こります。
  • 腰椎捻挫:外傷により、筋肉・靭帯・椎間板などに損傷が生じて起こります。
  • 椎間板性腰痛:椎間板ヘルニアのなり始めに起こることがあります。また腰椎捻挫で生じることもあります。
  •  

慢性腰痛

解剖学的な要因がある場合
  1. 側弯が強い場合:凸側の筋肉に常にストレスが加わります。
  2. 腰椎分離症:ただし全てが腰痛になるわけではありません。
  3. 腰椎圧迫骨折後の偽関節:腰椎が不安定になります。
  4. 単なる変形性腰椎症などでは、慢性腰痛になるとは限りません。
筋肉の線維化を生じた場合

筋・筋膜性腰痛が長く続くと、筋肉の硬い状態がもとに戻らなくなります。トリガーポイント注射をするとき、針の先にバリバリという抵抗を感じます。これが筋肉の線維化です。

高齢者の腰痛でよく見られますが、職業性腰痛でもこの経過をたどることが度々あります。逆に3ヶ月以上経過した腰痛であっても、筋肉が線維化していなければ、うまく治療すれば腰痛は消失します。

精神的な要因がある場合

診断のつかない腰痛の多くが精神的な要因であるという人もいますが私はそうは思いません。原因が十分に調べられていないだけのことだと思います。しかしながら、鬱や強迫神経症のために腰痛が持続している場合も少なからずあります。

また、労災や交通事故など補償問題が絡んでいる場合も慢性の経過をたどることが多いです。交通事故では被害者意識も加わって、さらに経過が複雑になることもあります。

今回は急性腰痛と慢性腰痛について書いてみましたが、これがすべてではなくもっと原因は様々です。持病で腰痛持ちの方は無理をせずに専門医などの診断を受けてみるのもいいかと思います。

 
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