気圧の変化と体調の関係

天気が悪くなる(低気圧になる)と体調がすぐれなくなる のは、珍しいことではありません。そのほとんどは自律神経の状態からくるものと考えられています。

自律神経の役目のひとつに、外部環境の変化に体を適応させる仕事があり、天気による体調の変化とは、気圧の変化に対応しようとする自律神経がちょうどいい加減をさぐって葛藤している状態ともいえるのです。

天気・気圧は自律神経とも密接な関係があり、その自律神経には「交感神経優位」の状態と「副交感神経優位」の状態とがあります。天気が晴天で高気圧の時は、人間は自分では制御できない部分の所で、交感神経が優位となり、

  • 血圧、血糖、心拍上昇
  • 精神の興奮、高揚、不眠、意欲の向上
  • 分泌、排泄機能低下、痛みの鈍化

主には以上の「エネルギー活性化・活動状態」になります。

一方、曇りや雨の低気圧時は副交感神経が優位となり、

  • 血圧、血糖、心拍低下
  • 疲労感が出やすい、意欲低下
  • 分泌、排泄機能活性化
  • 食欲増加、消化吸収促進
  • 心身のリラックス状態

以上のような「エネルギー蓄積」に向いた状態となるのです。

低気圧になるとだるい、眠い、疲れるという症状を感じるのはこのためです。

「今は活動には適さない。じっとしていなさい」という体からの指令ということなのでしょうね。

しかし台風の接近のようにいきなり大きく気圧が低下し始めると、副交感神経の急な調整が行きすぎて、「不調」と感じるほどになってしまうのです。自律神経の調整がその変化に追いついているなら、それほど大きな不調原因にはなりません。追いつかない、もしくは行きすぎてしまった時に「不調」と感じます。

問題なのは 「気圧の変化の最中」であり、特に「急激に低下するとき」が要注意です。血管浸透性が増しますので、血管から水分がにじみ出るため、むくみやすい体になります。気圧の変化は血管拡張作用があるので血圧がさがる・・・というわけです。

これに加えて、ヒスタミンという体内物質の分泌による追い打ちがあります。ヒスタミンは、花粉症のくしゃみなどアレルギー症状を発生させる神経伝達物質のこと。
ヒスタミンは外部刺激があると肥満細胞といわれる細胞から分泌され、免疫活動に指令を出す働きをします。しかし、これも過剰に働いてしまえば、花粉症を代表とするアレルギー症状となります。

最近、低気圧にさらされるとヒスタミンの分泌が増えることがわかりました。

副交感神経の過剰な働きに加えてヒスタミンの過剰な作用も加わり、「不調」もひどくなってしまうことになります。免疫の過剰反応することでアレルギー症状が発生・悪化、鼻水、くしゃみ、かゆみ、喉のはれや関節の痛みなどの症状が出てしまいます。

低気圧による不調の原因多くは「自律神経が追いつかない」「ヒスタミンの過剰分泌によるもの」が多いそうです。

ということは逆にただでさえ自律神経に負担がかかっている更年期女性、普段から冷え気味のサラリーマンや若い女性、睡眠サイクルが良くない人はだるさやむくみが多くなったりしますよね。

花粉症や喘息・頭痛もちの人は発作に注意が必要でしょう。また急な反応ですので、いつもよりも症状がひどくなる可能性もあります。

しかし言い方をかえれば、自律神経への負担になる暑さ、冷え、睡眠不足を避け、自分のアレルギーの対症療法を前もって準備しておけば、かなり軽減できる可能性があるということです。
地球の気候変動は地球自体のリズムでもあり、私たちが生きているあいだは完全に避けることはできません。避けては通れないならば、自分の体を自分で守る工夫はできる限り自分でしていかなければなりません。

気圧の変化、特に「低気圧」に対処する知恵をつけておくことをおすすめします。

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