胃腸の夏バテにならないために

胃腸の夏バテにならないために

胃腸の不快感。身近なわりに症状がつらくて厄介なものです。

胃がストレスで荒れたり、不規則な生活で便秘したり・・・。胃腸がモヤモヤすると、何となくすっきりしませんよね。

日本消化器学会ホームページでは、「日本人の 4人に 1人 にあたる 26%が、直近 3ヶ月以内に胃腸の不快な症状を経験していた」という研究も紹介されています。この研究の報告は10年ほど前に行われたものなのですが、ストレスにさらされている現代日本ではその状況は大きく変わっていないでしょう。

胃腸の不調と言えば、特に夏によく聞く「胃腸の夏バテ」
ということで、今回は「胃腸の夏バテにならない」ためのお話です。

日本人の胃腸は弱いの?

日本人の食生活は米・魚・野菜中心のものから、肉や脂が主体の食生活へと変化してきました。

急激な食生活の変化に日本人の胃腸は対応しきれなかったのでしょう。胃腸が弱い理由に、日本人の胃と外国人の胃の形が違うという点があります。

欧米人は元々肉食で、消化器官が強く、胃の形が三日月の様に下の部分が上向きになってます。一方、日本人の場合は腸が長くて本来はあまり肉食に向いておらず、農耕民族で野菜や魚を主食にしてた日本人の胃の形は三日月と異なり、緩やかなカーブの形です。

野菜や穀物中心の食生活を心がけ、ヨーグルトを毎日食べ善玉菌を常に体に住まわせておくことが、胃腸の働きを良くすることにつながります。

夏には冷たい飲み物がいい?温かい飲み物がいい?

冷たいお茶やレストランで出される氷の入った水、キンキンに冷やしたビール・・・。

私たちは普段あまり意識しませんが、これらは外国ではあまり一般的ではないのをご存知ですか?

特に日本の「冷たいもの好き」に驚くのが、中国人です。現代では冷たい飲み物好む方も多いようですが、基本的に中国では火を通したものが好まれるため、日本人が年中冷たい飲食物をとることを不思議に思うそうです。

またビールも、本場のドイツでは常温で飲むことが多いという事情はよく知られています。もともとビールの種類は多く、それぞれに適した温度やグラス、飲み方などがあるのですが、数でいえば常温が向いているもののほうが多いようです。そもそもドイツでのビールは、日本のように「ぐいっと飲んで喉をうるおす」ものではなく、むしろワインや日本酒のようにチビチビと香りや味を楽しみながら飲むお酒だといえるでしょう。

一方、日本人は特に暑い夏には、冷えた飲み物・冷たい麺類が大好きですよね。しかも全国的に年々猛暑になっているため、摂る回数も増えてきているようです。

しかし世界を見れば、インドのカレーや東南アジアのスパイシーな料理など、むしろ「暑い国ほどホットなものを食べている」ことが分かります。実は体の仕組みからいっても、こちらのほうが「理にかなっている」と言えますね。

確かに暑いと冷たいものがほしくなりますが、冷えた清涼飲料水や食べ物をとりすぎると、汗が引きます。すると、結局は体の熱を逃がすことができなくなるほか、体内の水分量が過多になってしまい、だるさやむくみにつながってしまうのです。

しかし辛い食べ物をとると汗をかくため、結果的に熱を放出できます。ですから赤道に近い暑い国では、基本的に香辛料を使った料理が多いですし、飲み物も「熱いコーヒーやお茶に砂糖をたっぷり入れて甘くする」ものが多く見られるのです。

「汗をかいて涼をとる」のが、暑い国々の知恵なのですね。

近年増えている「熱中症」の対策としても、できるだけ常温に近い水分を補給することがすすめられています。

その理由の一つは「冷たすぎる飲み物だと、量を飲めないから」
特に高齢者などは一気にゴクゴクと飲みにくいため、水分を取っているようでいて、実は足りていない可能性が出てきます。
そしてもう一つの理由は「胃が冷えることで、血液不足になりやすいから」ということ。

消化器官は体温が下がりすぎるとうまく機能しないため、冷たい飲み物をがぶ飲みすると温度を取り戻すために、全身の血液が胃に集まってきます。すると心臓や腎臓、脳などが血流不足となり、体の弱い人では意識を失ってしまうこともあるのです。

なので、今では「常温の水分が良い」考えがという広まってきています。

ただし既に熱中症の症状が出ている場合は、体温を下げるために体を冷やすことが大切です。そうでない時にはなるべく常温に近い水分をこまめに摂ること。

熱中症の予防にもつながり、胃腸の夏バテ予防にもつながりますよ!

 
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