赤ちゃんの泣き声

今回は第一子の出産後の時のお話。当時、私は28歳。出産は助産院でした。
助産院というのは病院と違い、医師がいない基本的に女性だけで運営している施設でお産も助産師が取り上げます。

出産後の入院は身体にやさしい食事を食べ、アロマトリートメントなどのサービスを受けました。

産後すぐに玄米スープをいただきました。
身体にしみるようなやさしい味。次の食事は玄米のおかゆ。三食目は鍋焼きうどんでした。

ここまでは、個室で食事をいただきました。
四食目からは食堂で他の入院しているお母さんとスタッフさん達と一緒に食べるようになりました。食事中、赤ちゃんはお部屋でスヤスヤ。

ごはん中にあるお部屋から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
どのお母さんも自分の赤ちゃんじゃないとちょっと落ち着かない感じに・・・。

そのとき、助産師の先生が、
「今、食べている食事が赤ちゃんたちのおっぱいになるんよ。食事は集中して食べないと良いおっぱいにならない。赤ちゃんは泣くのが仕事。少しぐらい泣かしておいても大丈夫。今一番大事なのはお母さんがごはんをきちんと食べること。はい、食事に集中して」
とおっしゃいました。この言葉は今でも忘れられません。

「あーー、赤ちゃんを産んでもちゃんと自分の時間も大事にしないといけないんだなぁ。そうしないと、ちゃんと子どもは育たないんだ」ということに産後2日目で気づかされました。

アロマトリートメントの間もスタッフの方々がなんとなく赤ちゃんをみてくれてましたし、産褥期の大事な時期にお母さんが大切にされるということが精神衛生を良くし、健やかな育児につながっていく。

お母さんが不安になれば、赤ちゃんも不安になり泣きます。
もちろん、赤ちゃんが泣く理由はそれだけではないのですが、大丈夫大丈夫と大きな気持ちで赤ちゃんに接することも大切です。

助産師の赤ちゃんはちょっとぐらい泣かしておいても大丈夫。
泣くのが仕事という入院中の言葉がどんなに私の母になる心を強くしてくれたかしれません。

先日、産後サポートのサミットに参加した際に「赤ちゃんが泣いたら最初に何をしますか?」という問いに、
「最近のお母さんたちは、まず泣き声が外にもれないように窓をしめる」
のが答えなんですと虐待防止の団体の方が言っていたのを耳にして本当に驚きました。

赤ちゃんを泣かしておくと虐待しているのでは疑われ、泣かしておくことも出来ない世の中になっているようです。
妊娠中や出産後に、ご近所の方々にあいさつをしておくことも大事な育児準備なのかもしれません。

赤ちゃんは泣くのが仕事。まわりの方々の協力も大切なサポート。
みんなで育てる世の中にしていきたいですね。

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